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血液検査において、悪玉コレステロール値や中性脂肪値が基準値より高い場合、脂質異常症という見方をされます。また、血液検査において善玉コレステロール値が低い場合も、脂質異常症という見方がなされます。ただし、コレステロール自体がそれだけで動脈硬化などの疾患を引き起こすわけではありません。特に動脈硬化は、血液検査において、善玉コレステロール値が低いというだけでその疾患であるという見方をすることはありません。動脈硬化の進行程度は、喫煙や食生活、家族の病歴などの危険因子から総合的に診断されます。血液検査の結果、善玉コレステロール値の数値が低いだけで落ち込んだり、また悪玉コレステロール値の数値が低いだけで安心する、という見方は危険です。総合的な見方をするようにしましょう。
血液検査における善玉コレステロール値の見方は、善玉コレステロール値が40mg/dlより低い場合は低HDLコレステロール血症という見方がなされ、動脈硬化や高中性脂肪血症、高血圧症、糖尿病、心筋梗塞などの病気の疑いがあるという見方をすることができます。また、血液検査において善玉コレステロール値が100mg/dlを超えるくらい高値を示した場合、コレステロールエステル転送蛋白欠損症、アルコールの摂取などが疑われます。善玉コレステロール値を血液検査からみることができるのは、動脈硬化性疾患の推測、糖・脂質代謝やリポたんぱくの代謝異常などを見ることができます。
善玉コレステロール値や悪玉コレステロール値の管理が大切なのは、動脈硬化によって引き起こされる心筋梗塞や脳梗塞などの予防をするためです。しかし、善玉コレステロール値や悪玉コレステロール値が基準外であっても自覚症状がないのが、こわいところ。そこで、血液検査のわかる善玉コレステロール値や悪玉コレステロール値を認識し、早めの治療を促す意味を持つのが善玉コレステロール値などの血清脂質の量を診断基準とする脂質異常症です。脂質異常症は危機感を持つことが難しい病気ではありますが、放置しておくと動脈硬化を進行させます。血液検査で善玉コレステロール値、悪玉コレステロール値を把握し、動脈硬化のリスクを認識することが大切です。
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